収納と掃除

ぬいぐるみメーカーの中の人が語るぬいぐるみの「洗濯・お手入れの仕方」と「ダニ予防方法」

ぬいぐるみの洗濯の仕方

この記事では、なるべく型崩れを起こさないぬいぐるみの「洗濯・お手入れの仕方」と「ダニ予防方法」をご紹介しています。最後に固まってしまった毛足をふわふわに戻す方法もご紹介します。

自分またはお子さんが大事にしているぬいぐるみが汚れてしまい、衛生面が気になることがあると思います。

私はぬいぐるみを中心とした縫製雑貨を企画・販売している企業に勤めていました。そこで学んだぬいぐるみの「基本的なお手入れ方法」と、個人的におすすめな「お手入れグッズ」をご紹介します。

ぬいぐるみの素材や作り方によって、洗濯方法は様々ですので、まず目立たない場所で試してからの実施をおすすめいたします。

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ぬいぐるみの基本的な洗濯方法

ベビー用ぬいぐるみなど、衛生面が重視される製品は、丸洗いできるものが多いです。一般的なぬいぐるみは、型崩れを避けるため丸洗いできるものは少ないです。(ぬいぐるみの洗濯方法は、紙タグに書いてありますので、タグが手元にある場合はタグを参考にしてくださいね。)

一般的なぬいぐるみお手入れ方法をご紹介します。

お手入れに必要なもの

  1. 布×2(洗剤を染み込ませるための布と、洗剤を拭き取るための布)
  2. 中性洗剤

お手入れ方法

  1. 薄めた中性洗剤を布に染み込ませて固く絞る
  2. 洗剤を染み込ませた布で、汚れた部分をトントンと叩くように拭く(あまりゴシゴシこすると生地が痛む原因になります。生地の毛足に沿って拭きます。)
  3. 洗剤を染み込ませていない綺麗な布を水に浸し、汚れた部分から洗剤を拭き取る(拭き残しはシミの発生の原因になることがあるため、なるべく洗剤が残らないように丁寧に拭き取ります)
  4. 日陰干しでよく乾燥させる

多くのぬいぐるみのタグには、このようなお手入れ方法が記載されています。上記で紹介した方法の場合、大人が使用するぬいぐるみの場合は良いのですが、ぬいぐるみを舐めてしまう可能背があるお子様の場合不安に思われるかもしれません。

次は、口に入っても大丈夫な洗剤を使用したお手入れ方法をご紹介します。

水を使用しない、口に入っても大丈夫な洗剤「ぬいぐるみのクリーニング屋さん」を使用した簡単な洗濯方法

ぬいぐるみのクリーニング屋さん出典元:amazon

安全で簡単なぬいぐるみのお手入れ方法は「ぬいぐるみのクリーニング屋さん」というスプレーを、ぬいぐるみにかけて拭き取る方法です。


「ぬいぐるみのクリーニング屋さん」は、アルコールや洗剤を一切含んでいない、体と環境に優しいスプレーです。成分は「電解イオン水」と「酵素」だけです。
手荒れの原因になる刺激物や、環境汚染につながる有害物質を含まないので、お子様が触れるぬいぐるみにも安心して使用することができます。また、水洗い不可の電池やセンサーが入ったぬいぐるみのお手入れにも使用することができます。
優しい成分ですが水の分子が小さく、細かいところまで浸透することによって汚れを剥離するため洗浄効果は抜群です(もう少し下に実際に使用した画像があります)

お手入れに必要なもの

  1. 布×1
  2. ぬいぐるみのクリーニング屋さん

ぬいぐるみのクリーニング屋さんを使用したお手入れ方法

  1. ぬいぐるみのクリーニング屋さんをぬいぐるみに吹きかける(ぬいぐるみが軽く湿る程度)
  2. スプレーした部分を、清潔な布で拭く(毛足の流れに沿って優しく拭く)
  3. 日陰干しで乾燥させる

たったそれだけですが、見た目の汚れもかなり落ちますし、除菌・消臭効果もあります。
使用後のシミや黄ばみ、べとつきもありません。

ぬいぐるみのクリーニング屋さんを使用して、半分だけお手入れしたぬいぐるみがこちら↓

ぬいぐるみの洗濯方法

20歳以上となかなか年季が入っているぬいぐるみです。青線より右側がスプレーをして拭き取った部分です。左側に比べてかなり白くなりました。繰り返しスプレーをかけて拭き取れば、さらに白くなります。

ぬいぐるみのダニ対策におすすめの体に優しいダニスプレー

薬局でも手軽に購入できる「ダニクリン 防ダニ対策スプレー無香料タイプ」

ダニクリン出典元:amazon

「ダニクリン」は、吹きかけるだけで効果を発揮する、スプレータイプのダニ忌避剤です。ダニを殺すのではなく「寄せ付けない」スプレーなので、体に優しい仕組みです。無香料なので、香りをつけたくない方におすすめです。

無香料ですが少し独特の香りがする気もします

お洗濯しないものに使った場合、約1ヶ月効果が持続します。後から生まれてくるダニにも効果を発揮し、ダニを減らすことができるそうです。スプレー後はべたつかず、サラッと乾きます。

薬局などでも多く取り扱われているので、気軽に購入することができます。

詰め替えも販売されているのでエコです

おまけ:毛足が固まってしまったぬいぐるみをふわふわに戻す方法

毛足の長いファー生地のぬいぐるみって、毛足がゴワゴワに固まってしまうことがあります。そんな時、私が使用している道具は「立毛器(りつもうき)」です。

ぬいぐるみのお手入れに使う立毛器

立毛器とは、テディベアを作る際に、縫い目に入り込んでしまった毛を掻き出すための道具です。ブラシ部分の一本一本がホッチキスの芯のように細いため、固まってしまったファー生地を細かくほぐすことができます。
マニアックな道具ですが、テディベア用品店などで400円程度で購入することができます。(おすすめのテディベア用品店:サンタクルーズベア

立毛器を使用して、固まってしまったファー生地をふわふわに戻したぬいぐるみがこちら↓

ぬいぐるみのお手入れ方法

10歳前後?のくまのぬいぐるみです。青線より右側が、立毛器で毛を梳かした部分です。
左側に比べて、なめらかになり光沢が出ました。さわりごこちもサラサラでふわふわです。

ツヤツヤでエレガントな雰囲気に。まるで別くまです。

 

まとめ

大切なぬいぐるみを長く清潔に保つ方法のご紹介でした。

ぬいぐるみの素材や作りによってお手入れ方法は異なりますので、ぬいぐるみの性質を見極めて、大丈夫そうな場合チャレンジしてみてくださいね。よくわからない場合は、一度目立たない場所で試してからの実施が安心です。大切にしているぬいぐるみたちが、より愛らしい状態を維持できることを願っています。ぬいぐるみを愛する方と、そのぬいぐるみたちのお役に立てれば幸いです。

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