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おすすめの笑えるエッセイ本まとめ【笑いたい時読みたいおもしろいエッセイ3選】

おすすめの笑えるエッセイ本まとめ

この記事では、エッセイ好きの私が選んだ、楽しい気分になれる笑えるエッセイ本を3冊ご紹介します。

読書は勉強のためにするようなイメージがありますが、笑いたい時にもおすすめです。
とくにおすすめなのがエッセイ本。
話が上手な人のおもしろ話を聞いているようでくすっと笑えます。

心が疲れている時などにおすすめの読書ジャンルです。

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シュールでナンセンスな笑い 「もものかんづめ/さくらももこ著」

もものかんづめ」はちびまる子ちゃんの作者「さくらももこ」さんが書いたエッセイです。
さくらももこさんは漫画だけでなく、エッセイ本も数多く執筆しています。
もものかんづめは第一作目のエッセイ集です。
ちびまる子ちゃんのような、シュールでナンセンスな笑いが詰め込まれた一冊です。

「難しいことを考えずにとにかく笑いたい」そんな人におすすめの1冊

内容と感想

さくらももこさんの短大時代のアルバイトのお話やOL時代の話、日常で体験した出来事などを綴った楽しい笑いが満載のエッセイ集。

ちびまる子ちゃんでおなじみの「父ひろし」や「母」、「姉」も登場します。
ひろしや母、姉はちびまる子ちゃんのキャラクターそのままといった感じです。しかし、おじいさんはまんがとはかなり違った人物ですので、意外に思われるかもしれません。

民間療法での治療を試みた記録や、祖父が亡くなった時の話、結婚式での父ひろしのスピーチの話など様々なエピソードが綴られています。
病気の話も身内が亡くなった時の話も面白く、やっぱりちびまる子ちゃんの作者らしいなあと思います。

個人的には本書での最初のお話「奇跡の水虫治療」が好きです。
筆者が16歳の時に水虫になってしまい、ありとあらゆる民間療法を試します。
水虫研究員=”水研”となり、水虫を直すことが生きがいのようになっていきます。

辛いことも度を超えると楽しくなってくるのでしょうか。

ある夜、姉が背中を丸めて足の裏を熱心に眺めている。身に覚えのあるアノ姿勢である。「どうしたの」と尋ねると、「水虫菌がうつった…」とポツリと答え、青ざめていた。ざまあみろ、私の水虫に冷たく当たり、オキテまで作った罰だ、と大笑いした。「これから水虫研究員として共に人生を歩もう」と”水研”に勧誘したのだが…

引用元:もものかんづめ/さくらももこ著

面白い作品を作る方には「日常を面白く感じる感性がある」あるいは「面白いことがたくさん起こる環境がある」のかなあと思った一冊です。

面白くて吹き出してしまうことがあるので、公共の場所で読む時は要注意です。

水曜どうでしょうでおなじみ大泉洋さんの10年間 「大泉エッセイ 僕が綴った16年/大泉洋」

大泉エッセイ 僕が綴った16年は、「水曜どうでしょう」でおなじみの人気俳優・大泉洋さんが、大学在学中から雑誌連載してきたエッセイをまとめた一冊です。

このエッセイの特徴はなんといっても、大泉さんが話しているのを聞いているような語り口の文章です。
テレビでも面白い印象の大泉さんですが、その面白さは本の中でも健在でした。
一つのお話が2〜3ページと短く、サクサク楽しく読み進めることができます。

ちなみに表紙のイラストは、漫画「タッチ」の作者・あだち充先生が描かれています。

大泉エッセイ表紙 あだち充先生によるイラスト
大泉さんのファンはもちろん、ファンではない方も楽しめる「面白い人の話を聞いている」ような気持ちになれるの1冊

内容と感想

筆者が1997年〜2005年にかけて、雑誌「アルバイトニュースan北海道版」「じゃらん北海道発」「SWITCH」の3誌で連載していたエッセイをまとめた一冊です。40歳になり、昔の自分を振り返ったコメントもついています。

筆者の学生時代の話や家族の話、所属劇団「TEAM NACS」の話、そして「水曜どうでしょう」の話まで収録されています。
私は大泉さんのファンではありませんが、楽しく読むことができました。
というのも、本を読んでいくうちに、大泉さん自身がとても面白く人を楽しませようという気持ちが強い方だと感じました。そのため、読者が楽しい気持ちになってくるのです。
先ほどご紹介したさくらももこさんのように、やはり面白い人には面白いことが起こるのかな?と思ってしまうエピソード満載です。また、筆者の家族も、ちびまる子ちゃんの家族のような面白さがあります。祖父”恒蔵”さんがとっても個性的なおじいさんです。

個人的に一番好きなお話は、中学校の入学式でのお話。
足を骨折していて着席や起立がスムーズにできなかった筆者は、教員の配慮により新入生なのに”迎賓席”に座らせれてしまったお話です。
思わず吹き出してしまう面白エピソードでした。

家族に対する愛情や、劇団・仕事に対する情熱も感じられ、考えさせられる一冊です。

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イメージと違う意外な自虐的プライベート 「壇蜜日記シリーズ0〜4/壇蜜著」

壇蜜日記」は、なにかとセクシーなイメージが強い、タレントの壇蜜さんの日記的エッセイが収録された一冊。
1日分の日記が、文庫本1ページの2/3程度の長さなので、テンポよく読み進めることができます。
壇蜜日記0〜4までの5冊が出版されています。シリーズ2冊と壇蜜日記0が合わさった合本も発売されていて、人気が伺えます。(ちなみに壇蜜さんが書く文章が大好きな私は全冊購入しています)

お色気お姉さんという印象が強い壇蜜さん。
しかしエッセイではセクシー要素は少なめで、読んでいて落ち着く文章で日常をちょっと自虐的に面白く書かれる方でした。
吹き出す面白さというより、くすっと笑えるシュールでちょっと切ない面白さです。

友人に進めましたが、筆者の名前を聞くと「卑猥な印象しかないなあ」と言われてしまいました。それでも先入観を持たず読んでいただきたい一冊です。

自虐的だけれど達観した考え方が伺える、30代の女性の日記を覗き見しているような一冊。

内容と感想

30代の女性のリアルな生活をしたたかな文章で綴った日記エッセイ集。

◯月◯日と始まる日記調の文章でその日のプライベートな出来事から仕事のことまで書かれています。

筆者は、熱帯魚と毛のない猫・スフィンクスと暮らしており、魚や猫のお世話の話もあり、壇蜜さんの意外な一面を垣間見ることができます。

この本には、筆者の「達観した考え」と「自虐的な考え」が混ざり合った不思議な面白さがあります。
読んでいて特に「達観しているなあ」と感じたのは仕事に関する筆者の考え方でした。

喜んでもらうことと現金をもらう以外に仕事に意味を見出せないのもまた事実。撮影時はいざ現場に立つと、自我の電源を落とし、言葉が求められれば丁寧に伝えること、聞くことに徹する。ファンやスタッフの意向に寄り添うことが、いまの私にできること。

引用元:壇蜜日記1/壇蜜著

筆者は”人が嫌がる仕事(過激なグラビアの仕事)”もすることができると記していました。グラビアの仕事が人が嫌がる仕事と考えたことはありませんでしたが、言われてみるとそうかもしれません。

また、今までの経緯や世間からの扱いを受けて自虐的に物事を捉える考え方にくすっと笑ってしまう日記が数多く収録されています。

就職活動から逃げ出し、転職と親への負担を散々重ねた身分で「これから転職を考えて訓練している人へ」という内容の取材を受ける。罪深かった。そしてその後、小金持ち男に依存し土下座しながら贅沢できる環境にしがみついていた暗黒の27歳を過ごした身分で、「姉御の、20代後半の女性に聞いてほしいこと」という内容の取材を受ける、さらに罪深かった。

引用元:壇蜜日記1/壇蜜著

「壇蜜さん=セクシー」という先入観を捨てて読んでいただきたい、読んでいて落ち着く知性を感じる一冊です。可愛くておしゃれな心惹かれる装丁画も魅力の一つ。

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