仕事のこと

職業訓練に通ってみて感じた公共職業訓練のメリット・デメリット

職業訓練に通ってみてわかった公共職業訓練のメリット・デメリット

私はWEBデザインの公共職業訓練校に通っています。
公共職業訓練に通い始めて感じた、公共職業訓練のメリットとデメリットをまとめました。
結果的に言うと、公共職業訓練はとても良いおすすめ制度のです!
私にとって職業訓練は「次へのステップ」+「リフレッシュ期間」になっています。
「仕事で心身ともに疲れてしまったけれど、お金がないから仕事を辞められない」と言う方にもおすすめです。

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職業訓練は2種類ある

職業訓練には2種類あることをご存知ですか?
職業訓練には「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」があります。
それぞれ対象者と給付内容が異なります。

職業訓練の種類

公共職業訓練
雇用保険受給資格者を対象とした職業訓練。国や都道府県が運営しています。
雇用保険対象者には雇用保険+交通費+受講手当が支給されます。

求職者支援訓練
雇用保険受給資格がない方を対象とした職業訓練。企業や学校、NPOが運営しています。
条件をみたせば給付金や交通費が支給されます。

どちらも基本的に授業料は無料です。(テキスト代は自己負担)
私が通っているのは「公共職業訓練」のため、以下は公共職業訓練の感想です。

公共職業訓練のメリット

  1. 就職に役立つ内容の授業を無料で受けることができる(テキスト代を除く)
  2. キャリアコンサルティングや履歴書・職務経歴書のアドバイスをしてもらえる
  3. 採用活動を行っている企業が説明をしに来てくれる
  4. 学校までの交通費が支給される
  5. 通学日から雇用保険がもらえる
  6. 雇用保険をもらうために必要な「認定日」にハローワークへ行かなくて良い
  7. 拘束時間が6〜7時間のため、仕事で疲れた体を休憩させられる期間になる
  8. 様々な年齢、業種の方と出会うことができる

ざっと思い浮かんだだけでもこれだけのメリットがあります。

1.授業・就職面でのメリット

  1. 講師の方に丁寧にわかるまで教えてもらえる
  2. キャリアコンサルティングや履歴書・職務経歴書のアドバイスをしてもらえる
  3. 採用活動を行っている企業が説明をしに来てくれる

私が通っている職業訓練校は生徒30人に対して講師が2〜3人です。
わからないことを質問すると、わかるまで本当に丁寧に説明してくださいます。
この授業が無料で良いのか!?と言うくらい親切丁寧さです。

キャリアコンサルティングもして頂けるため、転職活動の手助けになります。
履歴書や職務経歴書のアドバイスもしてもらえ、書類の書き方についてかなり勉強になりました。

また、訓練生を採用している企業が企業説明をしに来てくれます。
その企業の中から就職先を決める訓練生もいるそう。

職業訓練校は無料のため、有料のスクールに比べると授業の質がどうなのだろうか?と思っていたのですが、かなり質の高い授業が受けられます。
※キャリアコンサルティングや企業の説明会の実施の有無は、訓練校によって異なるかもしれません。気になる方は訓練校施設やハローワークへのご相談を。

2.金銭面のメリット

  1. 失業保険+受講手当+交通費が支給される
  2. 雇用保険の給付制限期間中でも、職業訓練開始日から支給が始まる
  3. 職業訓練修了日まで雇用保険が延長される

雇用保険+受講手当+交通費がもらえることが、失業中の身にとってはかなりありがたいです。

雇用保険がもらえる期間は退職理由や雇用保険加入期間によって異なりますが、職業訓練に通っていれば、職業訓練修了まで雇用保険受給が延長されます。
雇用保険待機期間中の場合でも、職業訓練初日から支給が始まります。
私は仕事を辞めて1ヶ月以内に職業訓練に通い始めたため、待機期間中であったにも関わらず雇用保険を受給することができ大変助かりました。
また、職業訓練生は「認定日」にハローワークに行く必要がなくなります。

職業訓練を受ける方は「失業状態」にある人。
収入がなくても「健康保険」「国民年金」「住民税」は月数万円徴収されます。
一人暮らしをしている方なら家賃や生活費もかかり、お金に余裕はない方も多いですよね。
もし、実費でスクールに通うとしたら、上記の費用+月数万円がかかってしまいますが、職業訓練なら授業料無料、かつ雇用保険を受給できるのです。

3.人生の休憩期間としてのメリット

  1. 8時間労働からの解放=体力回復
  2. 上司がいない環境=心理的ストレスがない

正社員で勤務されている方は8時間労働の方が多いと思います。
私は前職では「8時間勤務+通勤時間往復約4時間」という生活を送っていました。
体力が持たず体調を崩したことと、家族経営ゆえの人間関係のストレスから会社を辞めました。

職業訓練に通い始めた今では、「6時間授業+通学時間往復2時間20分」になりました。(授業時間はコースによって異なる可能性があります)
そのため時間的な余裕ができ、体を休めるのに良い期間になっています。
学校に通っている方は年齢はバラバラであっても上司ではなく、友達のような感じのため人間関係のストレスもなくなりました。

雇用保険を貰えていなかったら、焦ってしまって気持ちが休まらなかったかもしれません。
職業訓練に通い始めて心身ともに休まったせいか、たくさんの人に「本当に肌がキレイになった!」と言われました。笑

4.人間関係でのメリット

私が通っているWEBデザインの職業訓練には20代〜50代の訓練生がいます。
年齢も違えば前職もバラバラです。
デザイン系のお仕事をされていた方も数名いますが、意外にも異業種の方がほとんどでした。
職業訓練に通わなければ出会うことがなかった方達とお話ができることも、貴重なことだと思っています。

職業訓練のデメリット

  1. 書類・面接に合格しないと通えない
  2. 申し込み期間が2週間しかない
  3. 勉強したいコースがないかもしれない

1.書類・面接に合格しないと通えない

職業訓練校に通うには書類選考と面接をクリアしなければなりません。
職業訓練のパンフレット付属している受講申込書を、管轄のハローワークに提出する必要があります。
履歴書のように顔写真を貼ったり、志望動機や退職理由を記入しなくてはなりません。
倍率が高いコースもあるため、1回で受からない方もいるようです。
(私が通っている学校には2回応募して受かったという方が複数名いました)

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2.申し込み期間が2週間しかない

短期間の職業訓練の場合、募集内容が発表されてから2週間以内に応募する必要があります。
書類を作ったり、希望者は施設見学に行ったりと時間がかかるため、在職中に応募する場合忙しいスケジュールになりそうです。

3.勉強したいコースがないかもしれない

職業訓練は様々な実施科目・実施施設があります。
しかし、月によって募集は異なるため、自分が希望する職業訓練の募集があるとは限りません。
私は仕事を辞めた時にたまたま行きたいコースがありましたが、かなりギリギリの応募でした。
仕事を辞めて職業訓練に通いたいと思われている方は、事前にどのようなコースがどれくらいの時期に募集されているのかチェックしておくと参考になるかもしれません。

まとめ

実際に職業訓練に通ってみた感想としては、本当にありがたい制度ということ。
私はWEBデザイン関連の職種に以前から興味があったため、興味がある分野を毎日勉強できてとても楽しいです。
社会人になってから学校に通うことになるとは夢にも思っていませんでしたが、新鮮な日々を送っています。

何をしたいか悩んでいる方は、ハローワークでパンフレットをもらって読んでみると解決のいとぐちになるかもしれません。

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